エネルギーとは

エネルギーとは力の「みなもと」です。 何かを動かしたり、温めたりするためには エネルギーが必要です。そのエネルギーにはいろいろな種類が あります。たとえ ば,暗い夜でも明るく過ごせるのは,電気があるからです。通勤、レジャーになくてはならない 自動車はガソリンで動きます。快適なくらしをするためのエアコンや 冷蔵庫などの便利な家電製品は電気 を使います。冬の暖房には灯油も使います。

石炭、石油、天然ガス、原子力、水力などは、自然界から利用できるエネルギーで、 これを一次エネルギーといい、私たちがいつも使っている電気、灯油、ガスなどは、一次エネルギーから作られたもので「二次エネルギー」と呼びます。一次エネルギーには次のようなものがあります。

(1) 化石エネルギー... 数億年から数千年前から動物や植物の死がいが、長い時間をかけて変化してできた もので、現在世界で使っているエネルギー源の8割以上はこの化石エネルギーです。化石エネルギーには、みなさんがよく知っている石炭、 石油、天然ガスがあります。

(2) 原子力エネルギー... ウランという燃料の核分裂(かくぶんれつ)という現象でエネルギーを発生します。

(3) 自然エネルギー...自然界の風力、水力、太陽の光・熱などから得られるエネルギーで、使ってもなくなることはありません。