節約と自然エネルギー
二酸化炭素の排出量を減らしていくためには、化石エネルギーを使う量を減らす、つまりエネルギーの節約 が大切です。便利になることで、エネルギーをたくさんつかったり、むだ使いになったりします。 一方、注目されているのが二酸化炭素をださない自然エネルギーです。 ところで、わたしたちの生活に必要なエネルギーの多くが電気によってささえられています。 自然エネルギーのうち、水を利用した水力発電はすでに世界の発電の20%をしめていますが、太陽の光や 風を利用する太陽光発電、風力発電は、まだ利用している量が少ないのでこれからが注目されています。
(1) 太陽光発電... 光エネルギーを電気エネルギーに変えることで発電します。 エネルギー源の太陽光はなくなることはありませんし、電気を作るときに二酸化炭素をだしません。 ただ、夜は発電できません。そして天気が悪いときは昼でも発電する量が減ります。
(2) 風力発電...風の力で風車を回し、発電機が回ることで発電します。 風がなくなることはありませんし、電気を作るときに二酸化炭素もだしません。 ただし、風の向き、風の強さ、地形などで発電する量が減ったり、発電できなかったりします。